ワインの“オアシス”-南アフリカの銘醸地で醸される逸品。
南アフリカの銘釀地として知られるステレンボッシュ。ケープタウンの東に位置し、夏は暑く乾燥し、冬は涼しく雨が多い地中海性気候で、水はけの良い丘陵地が広がっている。ステレンボッシュ・ヒルズがあるのはフロッテンバーグというエリアで、1707年に当時の喜望峰総督シモン・ファン・デル・ステルによって最初の農場が割り当てられ、ブドウ栽培が始まった歴史的な産地である。ステレンボッシュ・ヒルズは1945年にフロッテンバーグ協同組合としてスタート。その規模は年々大きくなり、2003年に現在の形のステレンボッシュ・ヒルズとなった。
醸造を手掛けるPGスラッバートは農家出身ながら「赤いカラハリ砂漠を緑の蔓と優れたワインのオアシスにしたい」という思いから、ステレンボッシュ大学のワイン学科に進学。卒業後はKWVを経て1997年よりステレンボッシュ・ヒルズに参加。知識と経験を活かし、彼のモットーである価格以上の価値のあるワインを造り出している。