ロマノ・レヴィ氏によるエチケットが印象的な、家族経営のワイナリー
ロエロとモンフェッラートの間のサン・ダミアーノ・ダスティにカンティナと畑を持つ、フラテッリ・ポンテ社。第二次世界大戦後に、祖父カルロが小さな畑でバルベーラを栽培したことに始まった家業を父ジュゼッペ、母ジョヴァンニがそれに続き、現在では彼らの子供たちである3世代目のレナート、イヴァン、マッシモそしてメリーの兄弟たちも加わり、家族の絆と熱い情熱を持ってワイン造りに励んでいる。近年も兄弟を中心にワイナリーとして一歩一歩着実な前進を目指し、葡萄の特性、個性を生かす自然を重視した、ワイン造りに邁進している。
ロマノ・レヴィとの出会い
レナートがアルバ醸造学校最終年の時、学校誌「Numero Unico」の編集に携わっており、雑誌「Enotria1998」の表紙デザインをロマノ・レヴィ氏に依頼したことから、ポンテファミリーと故ロマノ・レヴィ氏との交遊関係が始まった。2000年にはバルベーラ・ダスティ・スーペリオーレのセレクションラインのためのラベルを、2007年にはロエロ・アルネイスのラベルを描いた。手造りのグラッパとイラストで伝説を残したロマノ・レヴィ氏が亡き今も、ポンテファミリーはレヴィ氏に敬意を表し、新ヴィンテージごとにレヴィ氏直筆の数字を組み合わせてエチケットを新しくしている。