イタリアの“華麗なる一族”が造るワイン
ロンバルディア、オルトレポ・パヴェーゼの地に、カステッロ・ディ・チゴニョーラ(チゴニョーラ城)が建てられたのは1212年。以来、中世より約800年間オルトレポ・パヴェーゼの激動の歴史を見守ってきた古城は、故ジャンマルコ・モラッティと彼の妻レティシアの手に引き継がれる。夫ジャンマルコの弟はインテル・ミラノの元オーナーとしても知られるマッシモ・モラッティ、そして妻は元ミラノ市長。イタリア屈指の華やかな系譜を持つ夫妻の溢れんばかりのワインへの情熱と惜しみない投資により、古城は素晴らしいセラーとして新たな命を吹き込まれ、標高400mに位置する約30ヘクタールの自社畑では、果樹の健康と栽培環境への配慮から農薬は使用せず、下草の豊かに茂る中、バルベーラ、ピノ・ネロ、シャルドネ、ネッビオーロの4品種が栽培されている。